性同一性障害/性別違和

女性ホルモン

女性ホルモンの種類には、、注射薬、経口薬、経皮薬があります。
筋肉注射が主な治療となります。経口薬、経皮薬は、補助的な治療となります。

GIDの診断を受けずに自己判断で経口ホルモン剤の個人輸入を行い、内服しているひとも多くいます。1日の許容量を超えて内服している場合には一旦中止し、医師管理下にホルモン治療を開始することが大切です。

 

重大な副作用は、静脈血栓症で、リスクが高いときや疑う症状が認められるときには、血液凝固系検査(ATV、D-dimerなど)を測定します。その他に、心血管系疾患、プロラクチノーマにも注意が必要です。

経口薬は、静脈血栓症、肝機能の悪化の発生頻度が高いとされます。特にエチニルエストラジオール(プロセキソール)は、ゴナドトロピン抑制作用が強く、高頻度に静脈血栓症を引き起こすとされています。

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